学名: Conyza sumatrensis Walker
1年草(Th)南アメリカ
茎は高さ80~180cm、開出毛を密生する。葉はアレチノギクより巾が広く、暗緑色、両面に短毛が多く、きょ歯は片側に4~8個。横枝が高くのびだす性質はない。各葉腋に短枝がのび葉をつけるので、葉のつきかたが、ヒメムカシヨモギより複雑に見える。大きな円錐花序に多数の頭花をつけ、総包は径3~4 mm、 総包片は3~4列、線形、灰緑色。頭花の中心部には筒状花と舌状花があるが、ほとんど総包内にあって目立たない。花期は夏~秋。大正末期、東京で気付かれ関東地方以西の荒れ地や道ばたに広くはびこる。奥羽にはまれ。