畜産研究部門

写真で見る外来雑草

ベニバナボロギク

学名: Crassocephalum crepidioides S. Moore

1年草(Th)アフリカ

茎は高さ30~80cm、草質の茎は直立し、葉は互生、濃緑色、下方のものは不規則な羽状に分裂し、短い柄があって茎を抱くことはない。花序は先が垂れ、下向きに頭花をつけ、花冠は朱赤色をしている。冠毛は白色、2裂した花柱の先は細く後にくるりと巻くのでダンドボロギクとは別属とされる。花期は夏~初冬。日本の暖地に戦後広がった。山林の伐採跡地や林縁、山火事の跡地に突然出現し、大きな群落を作ることがあるが、本来の植生が回復すれば消滅する。近年は都市の道ばたでもよく見る。

種子の写真

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全体の写真

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