畜産研究部門

写真で見る外来雑草

セイタカアワダチソウ

学名: Solidago altissima L.

多年草(H)北アメリカ

高さ1~2.5mになり直立して、茎は毛におおわれざらつく。地下には長く横走する根茎がある。葉は互生し質は硬く短毛があってざらつき、長さ5~15cmで細長い楕円形、先短、基部ともに尖る。3本の葉脈が縦に走り、きょ歯は低く、ときに不明、葉の基部は葉柄がはっきりしない。花序は円錐形で高さ10~50cm、多数の黄色の頭花をつける。総包は高さ3.5~4.5mm、舌状花は雌性、筒状花は両性、各頭花には12~18個の舌状花がある。果実は長さ1mm、細毛があり、冠毛は汚白色。花期は10~11月。明治30年頃入ったともいうが、急に多くなったのは戦後で、荒地を好み、空港、鉄道、道路など大規模な工事跡に大群落をつくったが、森林内に入ることはない。

種子の写真

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全体の写真

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