畜産研究部門

写真で見る外来雑草

ヒメオドリコソウ

学名: Lamium purpureum L.

1~2年草(Th)ヨーロッパ

茎は四角形で、高さ10~25cmになる。基部の葉は長い柄があり、卵円形で長さ巾ともに1.5~3cm、 鈍いきょ歯があり、葉面は細脈にそってしわが目立つ。上方の葉は柄が短く互いに接近し、茎頂では無柄の包葉に移行する。包葉は三角状卵形で、紫紅色をおびる。上部の葉腋に、長さ約1cm、淡紅色の唇形花を密につける。果実(分果)は3稜があり、長さ1.5mm。花期は春。明治26年に東京で記録され、着実に分布を広げ、関東周辺では特に多く、長野県では害草化しているというが、岡山県でも年々分布を広げている。

全体の写真

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種子の写真

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