学名: Solanum sarachoides Sendt.
1年草(Th)南アメリカ
全草に腺毛が多く、茎は高さ10～30cm、葉は波形の浅いきょ歯があり、まれに全縁、両面とも腺毛がある。花枝は葉腋よりでて3～9個の花がつき、花冠は径8～10mm、白色、5裂して裂片はほぼ三角形、がく、花柄ともに毛が多く、のち花柄の先の方が目立って太くなり、がくも肥大して果実のなかば以上を包むようになる。果序は下を向き、果実は球形、径6～7 mm、無毛平滑、成熟後も緑色～茶褐色、15個内外の種子を含み、種子は径2mm、 扁平、淡褐色で光沢がない。花期は夏～秋。1950年に気付かれ、その後開港地などで採られているが、あまりふえない。
