畜産研究部門

写真で見る外来雑草

ノハラツメクサ

学名: Spergula arvensis L.

1年草(Th) ヨーロッパ

茎は高さ20~50cm。葉は各節に10~20個輪生(偽輪生)、糸状やや多肉で、長さ1.5~4cm。基部に小さな膜質の托葉がある。花序は茎頂または枝頂につき、まばらに小さい白花をつける。花弁とがく片は5個あり、ともに長さ3~4mm、花柱は5個、花後花柄は下を向き、楕円形のさく果を結ぶ。種子は径1mm、凸レンズ状でまわりをコルク質のせまいひれがとりまき、種子の面に突起毛がある。オオツメクサは種子が無毛。花期は春~夏。明治初期の渡来といわれ、本州中部以北の草地や畑地に多い。

全体の写真

全体の写真

種子の写真

種子の写真