農村工学研究部門

資源循環活用グループ

メタン発酵を活用した循環システム

資源循環活用グループは、農村地域におけるバイオマス資源の循環利用と、水利インフラを活用した再生可能エネルギー利用の研究に取り組んでいます。バイオマス分野では、メタン発酵による廃棄物からのエネルギー生産、ガスとしての一時貯留、発酵残さ(消化液)の肥料利用といった特長を踏まえ、導入・運用を含む効率的な循環システムを検討しています。あわせて、下水処理場や農業集落排水から発生する汚泥に着目し、海外依存度の高いリン酸を豊富に含む国内肥料資源としての活用技術・利用体系を提案します。水利エネルギー分野では、農業用水路やファームポンド等の農業水利システムを対象に、農業用水をヒートポンプの熱源として施設の暖冷房へ供する実証試験、未利用熱ポテンシャル評価を実施するとともに、小水力発電の導入可能性評価など、地域に適した利用システムの構築を目指します。

汚泥肥料(コンポスト)
流水を熱源とした
ヒートポンプシステム
農業用水路に施工した
シート状熱交換器

メンバー