農村工学研究部門

農村工学研究部門メールマガジン

メールマガジン第145号 (2022年6月号)

目次

1)トピックス
2)農村工学通信より
3)農村工学研究部門の動き
4)見学だより
5)農村の草花
6)研究者の横顔

1)トピックス

■「令和3年度STI for SDGs アワード」受賞取り組み紹介が公開されました

令和3年度STI for SDGs アワードを受章しました「ICTを活用した水田管理で地域の水利用を最適化」について、「STI for SDGs」アワードページにて取り組みの紹介と動画が公開されました。

研究推進部 研究推進室

(関連資料)

2)農村工学通信より

■研究成果より 「機械学習を用いた地震時のため池危険度予測補正手法」

「ため池防災支援システム」では、地震発生時に実際の被害状況と比較すると計算された沈下量が過大な傾向にありました。そこで、「ため池防災支援システム」の地震時のため池危険度予測の精度を、過去の地震の被災事例を用いた機械学習によって向上させるための手法です。

本手法を用いた活用例についても紹介しています。ぜひご覧ください。

(関連URL)

3)農村工学研究部門の動き

■2022年度インターンシップについて

農研機構では、インターンシップの募集を行っております。
農村工学に関するインターンシップをご希望の方は、以下のURLをご確認の上、 窓口へご連絡ください。

■スマート農業実証プロジェクトのアウトリーチ活動を開催

本研究部門が参画しているスマート農業実証プロジェクト・多面的機能向上スマート水管理実証コンソーシアム(山形県河北町)は、6月18日(土)・19(日)に山形県河北町アンテナショップかほくらし(東京都世田谷区三軒茶屋)にて、都市住民を対象としたアウトリーチ活動を実施しました。

アンケートを実施しながら、プロジェクトの実施内容を紹介し、都心の消費者にスマート農業の理解を広める機会となりました。

資源利用研究領域地域資源利用・管理グループ 上級研究員 芦田敏文

(関連資料)

■情報分析官との令和4年度「第1回技術交流会議」開催

6月9日(木)、農林水産省農村振興局、関東農政局から情報分析官6名の訪問を受け、令和4年度「第1回技術交流会議」が開催されました。

この会議は平成23年度から概ね年2回開催されており、情報分析官と農村工学研究部門との間で、双方の調査研究内容の共有と意見交換を行っています。これにより双方の調査研究内容の充実、調査研究内容の専門的知見からの深化(情報分析官)、研究成果の行政現場への適応性向上や行政ニーズの更なる深掘り(農工研)等が期待されるところです。

技術移転部 教授 常住直人

(関連資料)

4)見学だより

■水戸農業高等学校農業土木科の生徒が見学に来られました

6月3日(金)に、来訪するのは2019年以来となる茨城県立水戸農業高等学校の生徒の皆さんが、当研究部門を見学しました。
新型コロナウイルス対応により2班に別れ行動しましたが、逆に生徒さん達や先生方にとって集中して見学できるまたとない機会となったようです。

研究推進部研究推進室 笹倉亜希子

(関連資料)

5)農村の草花

■初夏の木陰で咲く花は雪のごとし~ユキノシタ~

今年は全国各地で梅雨明けが早そうですね。本来なら梅雨空の下、ユキノシタの白い花が文字通り雪のように清廉に見えるところですが、今年はこころなしか早めに雪(ユキノシタの花)が散ってしまった地域も多そうに思えます。このユキノシタ、鑑賞用だけでなく山菜や薬用としても利用されることを知っていましたか。

施設工学研究領域施設保全グループ 上級研究員 嶺田拓也

(関連資料)

6)研究者の横顔

■福元 雄也(ふくもと ゆうや)

今回の「研究者の横顔」は水利工学研究領域 流域管理グループの福元雄也さんです。
大学時代には模擬的な気象データを生成する統計モデル、農工研では地下ダムについて研究しておられます。
落ち着いた印象でしたが、体育会系な一面があることを今回初めて知りました。福岡県出身ということで、勝手ながらかなりの親近感を持ってしまっています。一緒に流域管理グループを盛り上げていきましょう!

他己紹介 髙田亜沙里

(自己紹介)

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