目次
1)イベント情報
2)新技術の紹介
3)農村工学通信より
4)見学だより
5)農村工学研究部門の動き
6)ズームイン
7)農村の草花
8)研究者の横顔
1)イベント情報
■SATテクノロジーショーケース2023が開催されます
2023年1月26日につくば国際会議場にてSATテクノロジー・ショーケース 2023が開催されます。農研機構からは水利工学研究領域の白旗上級研究員が「地下水位の潮汐応答分析による地下ダムの機能監視手法」の題名で展示を行う予定です。
(関連URL)
■「令和4年度 実用新技術講習会及び技術相談会」を開催(報告)
11月10日から30日にかけて、農研機構 農村工学研究部門は、オンラインで「令和4年度 実用新技術講習会及び技術相談会」を開催しました。
技術移転部 移転推進室
(関連資料)
2)新技術の紹介
■(プレスリリース)国内希少野生動植物種スイゲンゼニタナゴの新しい調査手法を開発! ~水をくむだけの環境DNA 分析で絶滅危惧種の保全を目指す ~
2022年12月21日、岡山大学と農研機構は、共同で環境DNA分析によってスイゲンゼニタナゴの生息の有無を推定できる新たな調査手法の開発に初めて成功しました。
今回開発された手法で調査を実施することで、スイゲンゼニタナゴの生息状況を効率的にモニタリングできるとともに、スイゲンゼニタナゴの新たな生息地の発見にもつながることが期待されます。
研究推進部 研究推進室渉外チーム長 猪井喜代隆
(関連URL:岡山大学)
3)農村工学通信より
■研究成果より「農業集落排水汚泥と生ごみの混合メタン発酵における発酵安定条件」
農業集落排水施設では、維持管理費の6割を汚泥処理費が占め、管理費の削減とともに廃棄物等の利用率向上が課題です。集排汚泥と食品廃棄物や農作物非食用部との混合メタン発酵は有望な解決策となります。ぜひご覧ください。
(関連URL)
4)見学だより
■石川県基幹水利施設管理協議会の見学が開催されました
11月30日、石川県基幹水利施設管理協議会の皆さん(9名)が、当部門を見学しました。干拓地や扇状地の水利施設を管理する5土地改良区で、過去に国営事業を実施した地区です。農工研の研究成果について知りたいとの希望で開催されました。
研究推進部 研究推進室 後藤眞宏
(関連資料)
5)農村工学研究部門の動き
■令和4年度 農村工学地域連携会議を開催しました
農研機構農村工学研究部門は、12月14日に地方農政局等との農村工学地域連携会議をWeb会議にて開催いたしました。本会議は、例年、年度末に農村工学試験研究推進会議と併せ開催しておりましたが、本年度は両者の開催時期を分け、12月に開催することといたしました。(農村工学試験研究推進会議は現在開催時期調整中)
研究推進部 研究推進室行政連携調整役 林田洋一
(関連資料)
6)ズームイン
■令和4年度若手研究員農家等実地研修(2)
農研機構では若手研究者の社会に役立つ研究開発・技術開発を行う意識を高めることを目的として若手研究者を農業経営体等へ派遣し、農作業等の業務経験や経営者と対話を行う機会を設ける農家等実地研修を実施しています。
今回は香川県で研修を受けた大山研究員からレポートが届きました。
研究推進部 研究推進室
(関連資料)
7)農村の草花
■魔除けにも使われる西洋の聖なる木の花言葉は ~セイヨウヒイラギ~
この季節、クリスマリースの飾り付けや庭先に真っ赤な実をつけヒイラギのような棘を持つ葉を見かけませんか。今年最後に紹介するのは、ヨーロッパなどで聖なる木とされるセイヨウヒイラギです。このセイヨウヒイラギ、棘を持つだけに「防御」という花言葉も持っていることをご存じですか。
今年もさまざまな「災」が続いた年となりましたが、来年は落ち着いたよい年となりますように。
※今年も一年間ご愛読ありがとうございました。
それでは、みなさま良い年をお迎えください。
施設工学研究領域施設保全グループ 上級研究員 嶺田拓也
(関連資料)
8)研究者の横顔
■唐崎 卓也(からさき たくや)
今回の「研究者の横顔」は、資源利用研究領域 地域資源利用・管理グループの唐崎 卓也さんです。唐崎さんは、見た目からも優しそうですが、実際も優しく、なんでも丁寧に対応されている印象です。こでまで、地域支援型農業について、多くの成果を出されておりますが、生産者と消費者が連携した取り組みは、今後取り組まれる農山漁村の再生可能エネルギーを進めるうえでも重要かと思います。
(他己紹介) 井上敬資
(自己紹介)
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研究推進部 研究推進室 渉外チーム