農村工学研究部門

農村工学研究部門メールマガジン

メールマガジン第175号(2024年12月号)

目次

1)トピックス
2)イベント情報
3)新技術の紹介
4)農工研ニュースより
5)技術研修室より
6)見学だより
7)農業水利施設の魅力を知ってほしい
8)研究者の横顔

1)トピックス

■令和6年度実用新技術講習会及び技術相談会の動画を公開しました

2024年11月1日に東京大学農学部弥生講堂で開催しました「令和6年度 実用新技術講習会及び技術相談会」について、当日の実用新技術講習会の動画を農研機構のYouTubeチャンネルのNAROchannnelへ掲載しました。

研究推進部 研究推進室

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■令和6年度(第20回)若手農林水産研究者表彰で泉 明良主任研究員が受賞しました

令和6年11月27日に令和6年度(第20回)若手農林水産研究者表彰の表彰式が行われ、当部門の泉 明良主任研究員が「ため池の防災・減災・維持管理を支援するシステムの開発」で受賞しました。

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■最新の研究成果をSATテクノロジーショーケース2025にて発表します

11月23日に、つくば市のつくば国際会議場で開催される「SATテクノロジーショーケース2025」にて当部門の研究者が成果を発表します。

詳細につきましてはSATテクノロジーショーケース2025のウェブサイトをご覧ください。

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2)イベント情報

■農林水産省委託プロジェクト「脱炭素型農業実現のためのパイロット研究プロジェクト」の研究成果を「アグリビジネス創出フェア2024」に出展しました

11月26日~28日に、東京国際展示場にて開催された「アグリビジネス創出フェア2024」に、農林水産研究推進事業委託プロジェクト「脱炭素型農業実現のためのパイロット研究プロジェクト」の研究成果を出展しました。

資源利用研究領域 地域資源利用・管理グループ上級研究員 芦田 敏文
資源利用研究領域 地域資源利用・管理グループ研究員 藤井 清佳

(関連資料)

■公開シンポジウム「環境DNA分析で斬る!侵略的外来種」(共催/農研機構・環境DNA学会) 開催報告

12月1日、農研機構・環境DNA学会は、共催で公開シンポジウム「環境DNA分析で斬る!侵略的外来種」(後援/国立環境研究所、土木研究所、農業農村工学会、農林水産省)を開催しました。当日は、現地参加で121名、オンライン参加で274名の方々に参加頂きました。参加頂きました皆様に厚く御礼申し上げます。

シンポジウムは、農研機構 農業環境研究部門 山本勝利所長からの開会挨拶、4件の講演(外来種問題解決の糸口:環境DNA分析が役立つ場面、国立環境研究所 五箇公一氏。 通水阻害対策における環境DNA分析の活用事例、農研機構 伊藤健二氏。 貝類メタバーコーディング法の開発と活用事例、いであ株式会社 中村匡聡氏。鳥獣害対策における環境DNA分析の活用事例、農研機構 小坂井千夏氏。)、総合討論、環境DNA学会第7回大会長・農研機構 農村工学研究部門 小出水規行研究推進部長からの閉会挨拶、の順に行われました。個別講演における質疑応答や総合討論では、様々な侵略的外来種の問題に対する環境DNAの活用について活発な質疑・議論が行われました。

研究推進部 部長 小出水 規行

(関連資料)

3)新技術の紹介

■知的財産情報(71)「流体の漏洩位置の検出方法及びプログラム」が登録されました

農研機構が出願した以下の発明が、登録されました。
興味のある方は、独立行政法人INPITが運営する「特許情報プラットフォーム(J-Plat Pat)」からご覧ください。

  • 【特許番号】特許第7578974号
  • 【登録日】令和6年10月29日(2024.10.29)
  • 【発明の名称】流体の漏洩位置の検出方法及びプログラム

研究推進部 研究推進室渉外チーム 主査 中司朋宏

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■知的財産情報(72)「地下ダム止水壁の透水性評価方法」が登録されました

農研機構が出願した以下の発明が、登録されました。
興味のある方は、独立行政法人INPITが運営する「特許情報プラットフォーム(J-Plat Pat)」からご覧ください。

  • 【特許番号】特許第7587884号
  • 【登録日】令和6年11月13日(2024.11.13)
  • 【発明の名称】地下ダム止水壁の透水性評価方法

研究推進部 研究推進室渉外チーム 主査 中司朋宏

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■知的財産情報(73)「ブラストガン、ブラスト装置、促進摩耗試験装置及び促進摩耗試験方法」が登録されました

農研機構が出願した以下の発明が、登録されました。
興味のある方は、独立行政法人INPITが運営する「特許情報プラットフォーム(J-Plat Pat)」からご覧ください。

  • 【特許番号】特許第7588403号
  • 【登録日】令和6年11月14日(2024.11.14)
  • 【発明の名称】ブラストガン、ブラスト装置、促進摩耗試験装置及び促進摩耗試験方法

研究推進部 研究推進室渉外チーム 主査 中司朋宏

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4)農工研ニュースより

■メタン発酵消化液を土中に安定的に施用でき低コストで導入できるスラリーインジェクター

メタン発酵消化液や家畜ふん尿スラリー等の液肥について、畑作での利用を進めるため、低コストで導入できる大型機と小型機の2機種のスラリーインジェクターを開発しました。

ぜひご覧ください。

研究推進部 研究推進室渉外チーム

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5)技術研修室より

■農村工学技術研修の開催(2024年12月号)

9月24日から12月6日にかけて、集合形式で2件、ハイブリッド形式で1件の研修を行いました。

今回はこの3件の研修の様子をお届けします。

技術移転部 技術研修室

(関連資料)

6)見学だより

■トルコ・エーゲ大学ほか見学が開催されました

11月20日、トルコ国エーゲ大学、農業研究所ほか9名、東京農工大学加藤教授が、スマート農業に関する成果などを視察するために当部門を訪問されました。当日は、10°C以下で雨模様であったことから、本館展示室において3名の研究者から報告がありました。

研究推進部 研究推進室

(関連資料)

7)農業水利施設の魅力を知ってほしい

■地下水をかんがい利用するための地下堰堤(ダム)3選+α(2024年12月)

今月は趣向を変えて、珍しいと思う水利施設を紹介する。今後、たまにこのような回を作ろうと思う。今回は地下堰堤(ダム)を紹介する。地下堰堤(ダム)は、地下水を安定的なかんがい水源として利用するために設置される農業水利施設である。井戸にポンプを設置するといったものと異なり、堤によって地下水位を上昇させるものである。

農地基盤情報研究領域 地域防災グループ上級研究員 廣瀬裕一

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8)研究者の横顔

大山 幸輝(おおやま こうき)

今回の「研究者の横顔」は施設工学研究領域 施設保全グループの大山幸輝さんです。
大山さんは学位取得後、コンクリート二次製品のメーカーに勤務されたご経験もあり、その幅広い知見をもって様々な課題に取り組まれています。
同時期に施設保全グループに配属されましたが、1年もたたないうちに様々な場面で助けていただき、とても心強い存在です。
最後のクイズは、ぜひ現地で答えを知りたいですね

(他己紹介) 伊佐 彩華

(自己紹介)

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研究推進部 研究推進室 渉外チーム