野菜花き研究部門

花き病害図鑑

炭疽病(タンソビョウ)

Anthracnose(糸状菌)

植物名: ハグマノキ(スモークツリー、ケムリノキ、カスミノキ) ウルシ科 Corinus coggygria
病原菌: Colletotrichum gloeosporioides, Colletotrichum acutatum
病徴写真

花序での発病。黒褐色の病斑が広がる。

このほ場では、ほとんど収穫できない状態であった。

若い花蕾での発病。

葉身では円形から葉脈に沿って紡錘形の病斑となる。

湿室にすると表面に分生子層を形成し、燈色の分生子粘塊を生じる。
病原菌写真

分生子層。剛毛はない。

分離菌の菌叢。

分離菌の分生子(スケールバー=10μm)。

分離菌の付着器(スケールバー=10μm)。
記載日: 2009年1月25日