農業情報研究センター

画像認識ユニット

農業生産過程では作物生育量の把握や、病害の種類の判定など、人間の目視判断による意思決定が頻繁に行われます。画像認識ユニットでは、このような人間の目で行っている判断を画像に置き換え、自動化することで、農業生産の効率化に貢献します。画像認識により害虫や病害、雑草の種判別を行っているほか、骨格形状から牛のコンディションを推定する技術や、作物生育診断、土壌状態推定のための画像解析技術を開発しています。また、飛んでいる害虫を高出力レーザービームで打ち落とすSF映画のような殺虫装置の研究開発も行っています。デジタルカメラ画像だけではなく、観測衛星やドローン、車載カメラ、スマートフォンなど多様なデバイスの画像を、作物、害虫、病害、雑草、畜産、果樹など農業研究の幅広い分野へ応用しています。

ユニット長

杉浦 綾(すぎうら りょう)

メンバー