プロジェクトの進捗状況
平成27年3月現在
|
![]() |
機能性食品開発のグループ(A)の各課題では、プロトコール作製、被検食品作製、倫理審査委員会承認等を経てUMIN(大学病院医療情報ネットワーク)へ登録を行った上で、順次ヒト介入試験を行っています。 データベース構築グループ(C)では、データベースのフレーム設計を行うとともに、一般消費者への機能性食品の情報提供法について実証試験を実施しています。 新しい健康機能性の解明、健康機能性評価手法を開発するグループ(B)の内、3課題については平成26年10月をもって本プロジェクト中での研究を終了し、内閣府の戦略的イノベーション創造プログラム中の次世代農林水産業創造技術(アグリイノベーション創出)研究開発事業へ移行いたしました。
平成27年度評価結果
農研機構進行管理会議は、運営委員会の評価を受け、以下の様に平成27年度評価を決定しました。
A:3課題、 B:8課題、 C:2課題、 D:3課題、 E:0課題
★評点は、A:大変優れている、B:優れている、C:標準的である、D:やや劣っている、E:劣っている を表しています。
運営委員会での主な指摘事項は以下の通りです。
- 研究成果は速やかにとりまとめて公表すること。
- ヒト介入試験の結果を生かした機能性表示食品の開発を望む。
- さらなるヒト介入試験による解析、作用機作の解析が必要な課題もあるので継続的な研究を望む。
- エビデンスの明らかな機能性農産物については、社会実装を速やかに進めるために生産量の増加と市場開発に関して一層の努力を望む。
平成26年度評価結果
農研機構進行管理会議は、運営委員会による評価を受け、以下のように平成26年度評価を決定しました。
A:1課題、 B:12課題、 C:2課題、 D:3課題
★評点は、A:大変優れている、B:優れている、C:標準的である、D:やや劣っている、E:劣っている を表しています。
運営委員会での主な指摘事項は以下の通りです。
- 課題の進捗に応じ、一部細部課題の縮小と見直しが求められました。
- ヒト介入試験については、得られた結果により重点化すべき課題を定めて追加試験も検討することが求められました。
- データベースに収載すべきデータを検討し、追加すべきデータを定めて分析を行うこととなりました。
平成25年度評価結果
農研機構進行管理会議は、運営委員会による評価を受け、以下のように平成25年度評価を決定しました。
A:1課題、 B:9課題、 C:3課題、 D:4課題
★評点は、A:大変優れている、B:優れている、C:標準的である、D:やや劣っている、E:劣っているを表しています。
運営委員会での主な指摘事項は以下の通りです。
- ヒト介入試験の規模、実施方法について、課題毎に必要に応じて修正が求められました。
- 一般的な弁当またはメニューで使用することを前提に、一部の課題で対象とする食材について指摘があり、変更が求められました。
- グリセミックインデックス(GI)値の測定は、統一的に国際標準(ISO 26642)を採用するように指摘がありました。
- 一部の課題で知的財産化を優先するよう指摘されました。