研究活動報告

お米未来展2023で、「にじのきらめき」を紹介しました

情報公開日:2023年4月21日 (金曜日)

日時

令和5年4月12日(水曜日)

場所

東京ビックサイト(お米未来展2023 セミナールーム)

講師

農研機構 中日本農業研究センター 水田利用研究領域 作物生産システムグループ 上級研究員 石丸努

内容

ファベックス2023(惣菜、中食、外食業界等の業務用専門展)と同時開催されたお米未来展2023のセミナーにおいて、「生産性向上につながる良食味 多収米品種の普及と課題」と題して、「にじのきらめき」について多収に関する特性、多収を達成するための作付けスケジュール、食味、高温耐性の4つの視点で解説しました。
多収に関する特性については、コシヒカリの倒伏が著しかった2020年においても、にじのきらめきはほとんど倒伏がなかった事例を紹介すると共に、収量と窒素施肥量・栽培密度との関係等を解説しました。
高温耐性については、登熟期に異常高温だった2019年の新潟と群馬のデータを基に、にじのきらめきが高温の影響を受けにくいことを説明しました。
加工食品を中心とした展示会でしたが、多くの方にご参加いただき、感心を持っていただきました。

当日の様子

お米未来展2023の様子