開催日時
令和7年8月19日(火)13:00~17:00
開催場所
北海道農業研究センター、(株)はまだファーム
参加者数
42名(民間企業、生産者、JA、行政など)
報告
カボチャ研究会はカボチャの生産振興のため平成30年より毎年開催しておりますが、第9回目の開催となる今回は、座学に加えて北農研および(株)はまだファーム(恵庭市)の圃場見学を実施いたしました。
まず、北農研のカボチャ研究の取組概要として、嘉見主任研究員より説明があり、参加者からは短節間性品種の作業時間が短くなっている理由や、短節間性品種とつる性品種で収量性および病害抵抗性の違いについて等の質問がありました。
北農研圃場の見学では、遺伝資源を栽培している圃場および栽培試験を実施している圃場の見学を行い、栽培試験については鮫島上級研究員より説明を行いました。参加者からは遺伝資源と西洋カボチャの交配は可能か、施肥は面積あたりでそろえているのか、一株あたりでそろえているのか、等の質問がありました。
(株)はまだファームでの圃場見学では、濱田代表取締役より短節間性品種の特徴の説明や茎葉処理機について説明いただき、短節間性品種「ジェジェJ」「栗のめぐみ1号」等の栽培の様子を実際に現場で見学しながら、施肥や防除の方法について濱田代表取締役と参加者の間で活発な意見交換が行われました。
研究会終了後に行ったアンケートでは、概ね「まあよかった」以上の回答をいただきました。特に、(株)はまだファームの圃場見学の評価が高く、短節間性品種の実際の栽培の様子や、茎葉処理機の生産者目線での評価が聞けたこと、がよかったという感想をいただきました。アンケート結果は、次回のカボチャ研究会開催の参考にしたいと考えています。
最後にご参加くださいました皆様、ありがとうございました。また、今回は参加希望が殺到し、早期に参加申込を締め切らせていただきました事をお詫び申し上げます。



