研究活動報告

農業食料工学会 2026年度 「論文賞(第17回) 技術論文」 を受賞しました

情報公開日:2026年9月14日 (月曜日)


 農研機構農業機械研究部門の職員が以下のとおり受賞しましたので、お知らせいたします。

【国際賞(第18回) 】

●受賞者

  • 嶋津 光辰(農研機構 農業機械研究部門 機械化連携推進部)
  • 栗原 英治(農研機構 農業機械研究部門 機械化体系研究領域)
  • 梅田 直円(農研機構 農業機械研究部門 研究推進部)
  • 野波 和好(鳥取大学)
  • 阿川 陽一(三菱農機(株))

●受賞対象となった成果

くし状こぎ歯の脱穀機構を導入したコンバインの脱穀性能

●成果の概要

 自脱コンバインは脱穀部に多くの動力を要することから、省エネルギー型の新たな脱穀機構として、茎葉が絡みにくい「くし状こぎ歯」を考案するとともに、本機構を搭載したコンバインを試作し、その性能を評価しました。試験の結果、こぎ歯突起部のゴム硬度やエッジ部の面取り加工、こぎ歯配置、こぎ深さなどの条件を最適化することで、脱穀損失や発生わらを低く抑えられることを確認しました。また、従来のワイヤツース型脱穀機構と比較して、同等の処理条件下で脱穀所要動力が2~3割低くなることを示しました。これらのことから、くし型脱穀機構は、実用的な脱穀性能を維持しながら従来のワイヤツース型脱穀機構より脱穀所要動力を低減できる可能性があることを確認し、技術論文として取りまとめたものです。

●受賞年月日

2026年9月1日