研究活動報告

JICA研修生がジーンバンクを見学

情報公開日:2024年9月12日 (木曜日)

JICAが実施している「天水稲栽培・種子生産及び品質剪定技術」コースにアフリカから参加している研修生が、2024年6月18日、研修の一環として、農研機構遺伝資源研究センターを訪問しました。植物資源ユニットでイネ遺伝資源を研究している福井上級研究員がジーンバンクの概要を講義し、その後施設を見学しました。

見学者が興味深く何かを見ています。何を見ているのでしょうか、下(の写真)を見てください。

種子貯蔵庫です。

植物遺伝資源の種子は大型の種子貯蔵庫で保管しており、温度を-1°Cに保っています。画像の左右にある棚には種子を入れたボトルが格納されており、配布依頼等で保管庫から搬出する際には、作業員が指定したボトルの入ったコンテナが自動的に取り出されて隣の作業室に運ばれます。自動化された搬出システムにより、庫内温度が低温に保たれ、安定した種子保管と搬出が行えます。このロボットによる搬出の様子を見学していただきました!!