重点普及成果
大豆生産の安定化・生産力向上技術の普及拡大
本技術開発の背景
国産大豆の単収は2000年をピークに減収している。大豆は出芽時の湿害とともに干ばつの影響を受けやすく、水分制御の失敗が一つの低収要因となっていることから適切に土壌水分を管理する技術が求められている。
技術概要
- 広域に散らばる大豆圃場から、大豆栽培改善技術導入支援ツールの簡易診断により、優先して排水対策を行う圃場を特定し、安価なRTK-GNSSを活用した圃場内高低差計測システムを用いて、排水溝施工などの施工プランを提案した。
- 大豆の灌水必要時期をリアルタイムに推定しアラートを発出する「灌水支援システム」により、干ばつを予防する。
技術に関する問い合わせ先
農研機構 東北農業研究センター 研究推進部 研究推進室
Tel.(019)-643-3414
参考情報
普及成果情報
プレスリリース
標準作業手順書(SOP)
原著論文