スマート農業の推進に貢献する農地の大区画化を実現するための農地整備事業では、調査・計画・設計から施工に至る一連の業務を大幅に効率化することが求められています。特に、田面や水路等の標高設計では、設計条件の変更に応じて土量計算を何度も繰り返す必要があり、設計者にとって作業負担が大きいことが課題となっていました。
農研機構では、R5年度普及成果情報「従来の1/10以下の作図時間で直感的に操作できるほ場3次元モデル自動生成ソフトウェア」を開発し、農地の3次元モデルを簡便に作成できる技術を確立してきました。同ソフトの農業農村整備事業での活用において、高精度な土量計算などの機能拡充の要望がありました。
そこで本技術では、既存の3次元モデル自動生成ソフトを基盤として、土量計算機能および施工手順設定(施工ステップ可視化)機能を新たに搭載し、農地整備における標高設計や施工計画立案を効率的に支援する超効率3次元CADソフトウェアを開発・実用化しました。
農研機構 農村工学研究部門 研究推進部 研究推進室