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引倒し力を用いた簡易検定法によりF1 系統の耐倒伏性を検定し、その一定 親平均値で親自殖系統の耐倒伏性についての遺伝的能力を評価することができる。 評価には8~9F1の 組合せが必要である。
とうもろこしの耐倒伏性育種を効率的に進めるためには、その的確な検定法が不可欠である。そこで、F1 系統を対象に、引倒し力を用いた耐倒伏性の簡易検定法を開発したが、本検定法のF1 親自殖系統への適用性については明確でなかった。ここでは、本検定法を耐倒伏性について選抜されたエリート自殖系統の評価に適用するための方法を確立しようとした。
研究課題名:暖地向き飼料用トウモロコシの障害抵抗性育種法の開発
予算区分:経常
研究期間:平成9年度(平成元~10年)
研究担当者:濃沼圭一、池谷文夫、伊東栄作
発表論文等:引倒し力を用いたトウモロコシ耐倒伏性簡易検定法のF1 親自殖系統への適用、九州農業研究、60号(投稿中)、1998.