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Java言語によるGUIを備えた水稲生長モデルJAPONICAを開発した.地域,品種,耕種概要,気象データファイルを入力,選択することにより,場所や機種を選ばずプログラムが実行でき,シミュレーションされたLAI,乾物重,窒素吸収量等が数値とグラフで表示される.
これまでのシミュレーションモデルはスタンドアロンでユーザーインターフェースが整備されていないものが多く,普及や利用が困難であった.このような状況の中で,近年,インターネットの普及に伴いWWWを介してどこでも起動できるプログラミング言語Javaが注目されている. 一方,近年,窒素の影響を考慮した機構的モデル(Hasegawa1997)が開発された.そこで,そのモデルをもとにJava言語によるグラフィカルユーザーインターフェース(GUI)を備えた水稲生長モデルJAPONICA(Java version program of Oryza-nitrogen relation for crop growth analysis)を開発した.
図1
:JAPONICAのフローチャート
図2
:JAPONICAの表示画面