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リモートセンシングデータを用いて水稲の収量を推定する際に、過去のデータと当該年のデータを有効利用するための回帰式を、それぞれのに対する重みと当該年のデータに対する重みを当該年の予測予測誤差が最小になるように最適化することによって最適な回帰式を作製する。この方法は回帰式として重回帰式を用いる場合にも加法モデルを用いる場合にも有効である。
リモートセンシングデータの利用においては、過去のリモートセンシングデータと地上データに加えて、当該年においても一部分の地点においてはリモートセンシングデータと地上データの両方が得られていることがある。その場合、当該年の地上の様子を推定するための回帰式を推定するために過去のデータも有用であると考えられる。そこで、両者のデータを有効に利用して回帰式を作成する方法を開発した。