最尤推定量は、平均対数尤度の意味で最適な結果を与えるとは限らない。そこで、最尤推定量に対して柔軟な変化を与えた推定量を用いる。その推定量の中の定数を予測を目的として最適化するため、パラメトリック・ブートストラップ法を利用する。
これまでの統計学における推定では最尤推定量が用いられることが多かった。これは、最尤法による推定は統計学的に優れた性質を持っていることと、その計算が容易であることが多いためである。しかし、最尤推定量による推定値は予測の意味で最適なものとは限らない。そこで、最尤推定量に対してより柔軟な変化を与える一般性の高い方法を提案する。
)を得る。
を使い、パラメトリック・ブートストラップ法により、擬似的な手元のデータ({y+})を作る。
+)を求める。
+ を用いて柔軟な推定量(b •
+)(•は、ベクトルの内積)を得る。
を使って、パラメトリック・ブートストラップ法により、擬似的な将来のデータ({y<k>})を作る。
+の平均対数尤度を求める。
とする。
•
+が予測の意味で最適な推定値である。