オリゴ糖ライブラリーの調製と利用

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要約

糖質関連酵素の基質認識を解明することを目的としてオリゴ糖ライブラリー調製、ライブラリーを利用した糖質関連酵素の機能解析、および新規なライブラリー調製法の開発を行った。まず、β1,4結合とβ1,3結合が混在したヘテログルコオリゴ三~五糖完全ライブラリーを構築した。機能解析では、グルコ/キシロオリゴ糖ライブラリーを用いて見いだした新規酵素である還元末端特異性エキソオリゴキシラナーゼ(REX)の構造解析を行い、反応特性を示す構造基盤を明らかにした。調製法の開発では、四種類のGH10キシラナーゼをα-キシロビオシルフルオリドをドナーとしキシロオリゴ糖をアクセプターとした合成反応を触媒するグライコシンターゼに変換した。

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