監視伝染病ウェブページ

※アーカイブの成果情報は、発表されてから年数が経っており、情報が古くなっております。
同一分野の研究については、なるべく新しい情報を検索ください。

要約

家畜,家きんに発生すると被害の大きい監視伝染病の学術的解説と被害発生状況をウェブページで発信し,最新の情報を提供する。

  • 担当:家畜衛生試験場 企画連絡室 研究技術情報官 (現 動物衛生研究所 疫学研究部 疫学情報室)
  • 連絡先:0298(38)7706
  • 部会名:家畜衛生
  • 専門:疫学
  • 対象:家畜類
  • 分類:行政

背景・ねらい

平成12年にわが国に発生した口蹄疫の例をあげるまでもなく,近年家畜や畜産物の流通のグローバル化に伴い海外の伝染病のわが国への侵入の危険性が増大している。この事態に対処するため監視伝染病が家畜伝染病予防法で規定されている。しかし ,監視伝染病97疾病にはわが国で発生のないものやすでに撲滅された疾病も多く,これら疾病の情報は充分に浸透していない。そこで,監視伝染病の最新の被害発生状況とその学術的解説をウェブページに作り,広く情報を提 供する。

成果の内容・特徴

  • 疾病名一覧のトップページと有害生物名,生物学的特徴,被害発生,防除法,参考文献, 関連リンク先,問い合わせ先の7項目からなる各疾病ファイルと1998年から現在までの被害発生状況を示す3つのHTMLファイルがリンクされている (図1, 2, 4)。
  • 疾病ファイルは印刷して使用する利便性も考慮して,テキストはA4一枚に収まる (図2)。
  • 疾病ファイルには,疾病の特徴を示す画像を添付している (図3)。

成果の活用面・留意点

  • 掲載内容,写真や図表の転載や利用に当たっては著作者の許諾を得ること。
  • ウェブページは従来の書籍等の出版物と異なり,最新の情報を得ると直ちに変更事項を更新するので,当該ウェブページの活用にあたっては適宜最新版にアクセスすることを望む。

具体的データ

図1 トップページ

図2 疾病ファイル(口蹄疫)

図4 牛ヨーネ病の発生状況

図3 口蹄疫の症状

その他

  • 研究課題名:農林水産有害生物等ファクトデータベース
  • 予算区分:ファクトデータベース(有害生物)
  • 研究期間:平成10年~12年
  • 発表論文等:
    1)監視伝染病:URL(http://ss.niah.affrc.go.jp/disease/fact/kansi.html)