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「ゆめちから」は暖地向き春播き栽培用とうもろこしの高消化性・早生品種で、ホールクロップのTDN含量が既存品種より3~4高く、抜群の耐倒状性を示す。ごま葉枯病およびさび病抵抗性は極強である。
わが国の飼料用とうもろこしの栽培では導入品種が主に利用されているが、自給粗飼料の安定 生産を図るためには国産優良品種の育成が不可欠である。そこで、 九州農試では、中生の晩に属する安定・多収品種「はたゆたか」、中生の高消化性・多収品種 「ゆめそだち」等を育成したが、さらに熟期別優良品種の育成が求 められている。そこで、「ゆめそだち」より早生で耐倒状性および主要病害抵抗性に優れる高 消化性F1品種を育成する。
(表1) 。
(表2) 。
(表3) 。これらの特性は乳熟期から完熟初期のいずれのステージでも安定している。
(図1)
(表1) 。
(表4) 。
(表1) 。