広報活動報告

「第4回九州沖縄経済圏スマートフードチェーン事業化戦略会議」を開催しました。(速報)

情報公開日:2022年10月11日 (火曜日)

農研機構は10月7日(金曜日)に福岡市にて、第4回九州沖縄経済圏スマートフードチェーン事業化戦略会議を会場参加及びweb配信により開催しました。

2019年7月に開催しました九州沖縄経済圏スマートフードチェーンプロジェクト発足会後、農研機構は各プロジェクトについて共同研究機関等と研究の進展を図るとともに、九州沖縄経済圏の農業・食品産業界等のニーズを確認し、新たなプロジェクトのテーマについて協議を重ねてきました。

本会議はこれらの活動結果について、皆様にご報告する場として開催し、今回で4回目の開催になります。

今回の会議には会場参加43名、web配信による参加165名にご参加いただきました。

九州経済連合会の倉富会長をはじめ、ご来賓の方々からご挨拶をいただいた後、「九州沖縄経済圏スマートフードチェーンプロジェクト成果の事業化と輸出拡大に向けた農研機構の取組み」と題して農研機構本部事業開発部長から、本プロジェクトの目的や運営方針、九州沖縄経済圏からの輸出拡大に貢献できる技術提案や取り組む研究テーマについて説明がありました。その後、九州沖縄経済圏における農業産出額が大きく、また、全国シェアの大きい「サツマイモ」や「イチゴ」、「お茶」、「牛肉」に関する5つのプロジェクトの課題の成果について農研機構の研究者から説明がありました。

農研機構は、民間企業、公設試、大学等と連携して、育種から生産、加工、流通、輸出までのスマートフードチェーンの事業化につながる研究開発を推進するとともに、九州沖縄経済圏の高い農業産出額(2兆円)と立地条件を活かしたさらなる農業・食品産業の成長産業化、地方創生に貢献できるよう取り組んでまいります。

主催者挨拶 : 農研機構 久間理事長
来賓挨拶 : 九州経済連合会 倉富会長
来賓挨拶 : 九州農政局 宮﨑局長
来賓挨拶 : 九州経済産業局 苗村局長
代理 藤原国際部長
「九州沖縄経済圏スマートフードチェーンプロジェクト成果の事業化と輸出拡大に向けた農研機構の取組み」
説明者 : 農研機構本部 田中事業開発部長
「輸送中のかんしょ腐敗問題の対応」
説明者 : 農研機構九州沖縄農業研究センター 森田所長
「牛肉輸出拡大に向けた生産基盤強化技術開発」
説明者 : 農研機構畜産研究部門 三森所長
ポスターセッション
「サツマイモ基腐病対策技術~南九州・沖縄のかんしょの安定生産に貢献~」
ポスターセッション
「緑茶新品種『せいめい』の産地形成と高品質・安定生産技術」