日時 | 2022年9月3日 (土曜日) 10時00分~11時00分 |
場所 | 農研機構東北農業研究センター 北辰興農閣 研修室 |
話し手 |
農研機構東北農業研究センター 
水田輪作研究領域
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主催 | 農研機構東北農業研究センター |
内 容
今回は「スニーカーでできる米作り~乾田直播からスマート農業まで、未来の田んぼを考える~」というテーマについて、次の内容で解説してました。
- 新しい米作り・・スニーカーでできる米作りとは?
- 田んぼの仕組み
- 田んぼで行われる新たな取り組み
また、来場者には、開会前及び終了後に展示室の成果パネルや展示物を見学いただき、職員が質問に対応しました。
参加者からは、「乾田を転圧して播種する・水を入れるということだが、肥料などはどうしたらよいか」「(乾田直播は条件に合ったところでなければと思うが)岩手県でどの程度可能なのか。見通しはどうなのか」「(移植栽培と直播栽培を比較すると)収穫量はどうなのか」「暗渠排水との兼ね合いはどうなのか」「既存の畑作機械を使ってやることはできるのか」「輪作はどのようなサイクルでやったのか。小麦・ソバなど同じところで(年)2回作るといったことはできるのか」「直播きの場合、種子コーティング・芽出しとかするが、乾田の場合種子をどのようにするのか。鉄コーティングとかはしないのか」等多くの質問がありました。
参加者へのアンケートでは、「本日のこと本当にびっくりした。農業楽しくなる。丁寧にご説明いただきましてありがとうございました」「将来の農業の一端を見ることができた。日本農業の発展のためによろしくお願いします」「新しい技術を聴くことができてよかった。実行可能性を知ることができた」「田んぼについて学ぶ機会がなかったので、実際と未来のお話が伺えて難しさが分かった。「スニーカーでできる米作り」と聞いて、農家でなくても食糧の自給に素人でも取り組めるのかな?と思ったが、そうではないことを理解した」「スマート農業を立ち上げるまで資金時間がかかるのでは? (条件が整うまで)作りたいモノが自由にできるのは良いことであるが」「ドローンなどが動いている様子が興味深かった。」などの意見が寄せられました。
なお、今回の市民講座には10名の参加がありました。
今年度はコロナ対策として、スタッフ及び参加者に入館前の検温・手指の消毒をお願いしております。
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講演の様子