日時 | 2023年9月2日 (土曜日) 10時00分~11時00分 |
場所 | 農研機構東北農業研究センター 北辰興農閣 研修室 |
話し手 |
農研機構東北農業研究センター 
畑作園芸研究領域
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主催 | 農研機構東北農業研究センター |
内 容
今回は「加工業務用タマネギのフードチェーン」というテーマについて、次の内容で解説しました。
- わたしたちの食生活の変化
- フードチェーンってなに?
- 加工業務用タマネギのフードチェーン
また、来場者には、開会前及び終了後に展示室の成果パネルや展示物を見学いただき、職員が質問に対応しました。
参加者からは、「7~8月の国内生産が少ない理由は?」「東北でたまねぎが生産できなかった理由は?」「加工する際にタマネギの芯を取る理由」「食の外部化が右肩上がりで推移してきたのが2020年以降停滞している理由は?」「内食・中食の定義で半加工品はどちらになるか?」「新たに農業へ参入する若い人への支援は考えているのか」等多くの質問がありました。
参加者へのアンケートでは、「少しなにかやる気がしてきました。ありがとうございました」「東北でこれからタマネギの生産を拡大しようとしているのを初めて知りました。うまく連携して東北が玉ねぎ産地として夏場に収穫できるようになればうれしいなと思いました」「外食産業、中食が普及しているのだなあと実感。私も時々生が高い時期カットたまねぎをハンバーグ、肉団子、煮込みに利用しました。中国産が多かったのかと気付きました」「本日はありがとうございました。毎日の食事に関する大切なことなので、大変参考になりました。タマネギは全て国産だと思っていました」「東北タマネギ生産への期待が高まっていることがよく分かりました」「やや難しかった」「外食という言葉は知っておりましたが、内食・中食は初めて知りました。80代の夫婦でこの暑さの中出来合いを買ってすませることも多々あります」「川上が11.3%、農家さんが大変。ネット販売で頑張っている方に応援したい」「グラフがわかりやすい」「農家さん頑張ってほしい」「わかりやすい説明で良かったです」「お米の(食品表示)評価の表示は有機JAS認定マークしか知りませんでした」「加工品は便利ですがカット野菜だけでも何を使用しているか添加物表示だけでは見えないところもありますよね。リスクの表は別の説明で使ったと思いますが私はこんなに業者が関わっていることに驚き逆に不安を覚えました。食の外部化って大丈夫なのかなと考えさせられました。以前オホーツク222という苗を育てて少しですが収穫し楽しかったです。フードチェーン化が進むと楽な部分も増えますが不安もあり考えさせられました」「チラシのタイトルが加工業務用タマネギのフードチェーン。なかなか本題にたどり着かなかったなぁと少し思いました」「タマネギ東北であまり作られていないことが分かった」「データの根拠がわかりやすかったです。」などの意見が寄せられました。
なお、今回の市民講座には15名の参加がありました。
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講演の様子