日時 | 2023年10月7日 (土曜日) 10時00分~11時00分 |
場所 | 農研機構東北農業研究センター 北辰興農閣 研修室 |
話し手 |
農研機構東北農業研究センター 
水田輪作研究領域
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主催 | 農研機構東北農業研究センター |
内 容
今回は「気象を見える化してみると~気候変動と私たちの暮らし~」というテーマについて、次の内容で解説しました。
- 気象の「見える化」とは?
- 温暖化するとどうなるの?
- 気候の変化に向けて
また、来場者には、開会前及び終了後に展示室の成果パネルや展示物を見学いただき、職員が質問に対応しました。
参加者からは、「盛岡気象台と厨川(東北研)の気温差についてデータによる説明があったが、観測地点以外の例えば自分のほ場の気象データをわかるものがあれば教えてほしい」「1kmメッシュデータと実際の気象データの差はどれくらいか」「18世紀以降の気温上昇とCO2濃度の増加が連動しているとのことだが、私たちの暮らしの中で寄与できることはあるか」「エルニーニョやラニーニャとはどんなことか」「気象庁の長期予報は外れていると思うが、予報として取り入れていいのか」等多くの質問がありました。
参加者へのアンケートでは、「わかりやすい説明でよかったです」「市民講座の回数をもっと多くしてほしい」「わかりやすかった。詳しく知りたいための参照資料、URLをまとめたのがあるとうれしい」「毎回楽しみにしています。例がとてもわかりやすかった。古文書のお話面白かったです」「見える化が今後役立つこと。降水量の説明ですっきりした」「気象は"見える化"界のレジェンドの言葉。データは1896年からあること。MeteorologyとClimatologyの日本人と英国圏の人たちはどのようにとらえているのか。範囲が広い。もっと絞ったテーマでの深掘りしたお話を聞きたい。例えば、CO2と気温など+未来の気象予測など」「ありがとうございます。普段の生活では今日は雨で傘が必要かなどですが、事業をしている方々は長期予報も重要なことなどが理解できました。"見える化"goodですね。話し方が早いのか、言葉がはっきりとすればもっとよかったと思います」「気象と農業の関係性や、異常気象との関係性について知ることができたことがよかった。お米の例のほかにももう少し野菜などに影響するお話を聞けたらよかったです。」「現実の暮らしに役立つ沢山の情報をありがとうございました。スタッフの皆様もいつも興味ある物を取り上げていただきありがとうございました。次回も楽しみにしています」「"○mmの雨"、"気象・気候"がわかりやすく理解できました。気候は農業だけでなく、気候変動により私たちの暮らしに大きな影響が有り関心を持っていきたいと思います。データもわかりやすくてよいと思います」「様々な資料を作っていただきわかりやすかったです」などの意見が寄せられました。
なお、今回の市民講座には18名の参加がありました。
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講演の様子