プレスリリース
FARMSの現地検討会を開催します

- 効率的な大規模営農を支援するITツール -

情報公開日:2008年11月 4日 (火曜日)

生研センターでは、GISとデータベースを組み合わせてほ場単位の情報管理を行う、営農情報管理システムFARMS(Farm Activity Record Management System)の開発と普及を目的とした「FARMSに関する研究会」を10月末に立ち上げました。機能や操作性の吟味さらには効果的な普及活動を検討するために、農業者、企業、公立試験場及び行政など幅広い分野の方々の参加を得ています。
このたび、新潟県において、FARMSを中心としたITツールの紹介を行いつつ、生産者の方々及び行政、普及、試験研究の方々との実用化に向けた意見交換を行う現地検討会を開催します。

press081104-3.jpg 1.FARMSの利用事例(新潟・K生産組合)
  1. 航空写真をもとにして、管理する約270ほ場を登録し、GISとデータベースの基本情報とします。
  2. 作業者、作業名、肥料、農薬、農業機械などの情報をあらかじめ登録します。これによって簡単な操作で毎日の作業情報登録が可能となります。
  3. 7台のネットワーク接続されたコンピュータそれぞれにソフトウェアをインストールし、誰でもどのコンピュータからでもデータ入力や情報表示が可能です。
  4. ほ場地図と施肥設計表を組合わせた施肥マップの利用、作業進捗状況表示による翌日の作業計画など、効率的な大規模営農をサポートする機能を活用しています。
2.現地検討会の開催

GISを利用した営農情報管理システムFARMSの機能や活用方法の紹介と実用化に関する意見交換、さらには収量コンバインなど精密農業機器の展示・説明を行う現地検討会を下記の通り開催します。参加を希望される方は、別紙開催要領をご覧の上、お申し込み下さい。

開催日時 開催場所 開催要領(PDF)11月25日更新
平成20年12月9日(火曜日)
13時30分~16時00分
新潟県長岡市越路来迎寺4064 JA越後さんとう 【 開催要領】
【 申込み書 】
【 会場案内図 】