ポイント
- 高精度の刈取機構でキャベツを一斉収穫
- 機上で選別、調製作業を行い、大型コンテナに直接収容
- 調製してコンテナに収容するまでの作業能率は、従来機の2倍の20a/日を達成
概要
農研機構 生研センターでは、需要が伸びている加工・業務用キャベツなどに対応した、大規模畑作地帯でのキャベツの低コスト生産を支援するため、ヤンマー株式会社と共同で自走式・乗用型のキャベツ収穫機を開発中、実用化の見通しが立ったところです。
過去に実用化されたキャベツ収穫機は、収穫精度や、直接コンテナに収容出来ないなどの問題があって導入が進みませんでした。そのため、現場のニーズに対応すべく、今回、刈取部分の精度向上や、機上で選別・調製作業をして直接コンテナに収容できるなどの大幅な改良を行ったところです。
関連情報
予算:運営費交付金
共同研究企業:ヤンマー株式会社
特許:出願中