独立行政法人農業・食品産業技術総合研究機構生物系特定産業技術研究支援センター(生研センター)では、平成18年度より新たに、農林水産研究基本計画に即して農林水産業、食品産業、醸造業等の向上に資する画期的な生物系特定産業技術の開発を促進することを目的として、民間における実用化段階の研究開発を支援する事業を開始しました。 本年度は、募集期間中に59課題が提案されました。これらの提案内容について、外部の専門的有識者からなる評価委員会よる評価を行い、実施課題として適当であると認められた以下の5件の課題の採択を決定しました。
【採択課題名】
- 生活習慣病を予防する高付加価値畜産食品及び素材の開発研究
(日本ハム株式会社) - バイオマスの機能性プラスチック材料化による利活用
(アグリフューチャー・じょうえつ株式会社) - 乳製品副産物からの次世代型機能性素材の分画生産技術開発
(よつ葉乳業株式会社) - 養豚バイオマス利用嫌気性アンモニア酸化による排水処理実証実験
(前澤工業株式会社) - 生乳混入抗菌性物質の自動検知センシングシステムおよび搾乳あるいは出荷自動管理システムの開発
(十勝テレホンネットワーク株式会社)