プレスリリース
生産コスト半減を目指す大規模畑作、水田作農業「水田の潜在能力発揮等による農地周年有効活用技術の開発」

- 農林水産省委託プロジェクト成果発表会のご案内 -

情報公開日:2011年11月15日 (火曜日)

ポイント

  • 水田及び畑作において生産コスト半減を可能とする省力栽培技術の開発についての成果発表会を12月8日に、科学技術館 サイエンスホールで開催します。
  • 担い手の育成に資する新しい生産システムの開発と言えます。

概要

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現在、39%にとどまっている我が国の食料自給率を50%にまで高めるためには、水田、畑の周年高度活用を図るとともに、生産コストを大幅に低減し収益性を向上させることが重要です。このような状況を踏まえ、農林水産省の委託プロジェクト研究「水田の潜在能力発揮等による農地周年有効活用技術の開発」において、水田等の周年高度活用技術と輪作体系において生産コスト半減を可能とする栽培技術の開発に係る研究を進めてきました。

今回は、水田及び畑作において生産コスト半減を可能とする省力栽培技術の開発を目指して実施した研究の成果について発表会を開催することとしました。

ついては、本研究成果発表会を幅広くご案内いただくとともに、当日、ご参加のうえ、紙面、番組等でご紹介いただければ幸いです。

開催日時

平成23年12月8日(木曜日) 13時00分~17時30分

開催場所

日本科学技術振興財団 科学技術館 サイエンスホール
東京都 千代田区 北の丸公園2-1

発表内容

  • 畑作営農指導に利用できる「GISを活用した生産診断システム」
  • 寒冷地1年1作体系における水稲、大豆の低コスト、省力栽培技術
  • 寒冷地2年3作水田輪作地帯における省力低コスト栽培技術の確立
  • ディスク作溝型不耕起播種機による温暖地乾田型2年3作水田輪作
    体系の概要と生産コスト評価
  • 高速小明渠浅耕播種機を用いた稲・麦・大豆2年3作輪作体系
  • 暖地二毛作地帯における新しい水田輪作技術
    個別技術等のポスター展示

定員

350名

参加費

無料

申込

事前に参加申込が必要です。(報道関係者の方は事前申込不要です)。
参加を希望される場合は、参加申込書にご記入の上E-mailまたはFaxよりお申し込み下さい。

申込先

中央農業総合研究センター生産体系研究領域 渡邊好昭
(Fax、メールの送り先は申込書に明記されています)

申込受付開始

平成23年11月16日(水曜日)

申込締切

平成23年11月30日(水曜日)

  • 注1 上記の参加者に関する情報は、本成果発表会の連絡以外には一切利用しません。
  • 注2 参加希望者が定員(350名)になり次第、申し込み受付を締め切らせていただきますので、あらかじめご了承ください。その場合は、事務局より発表会への参加の 可否を12月1日(木曜日)までに、お申し込みいただいた連絡先宛にお知らせします。
  • 注3 申し込み受付を締め切った場合には、農研機構 中央農業総合研究センターのホームページでもお知らせします。