プレスリリース
遺伝子組換えイネ栽培実験における交雑に関するモニタリングの結果について

情報公開日:2005年11月16日 (水曜日)

要約

北陸研究センターでは、遺伝子組換えイネ(カラシナ由来の抗菌性タンパク質をもつ複合耐病性イネ系統)の隔離ほ場における栽培実験を実施したところですが、この度、交雑に関するモニタリング結果を取りまとめましたので、公表いたします。

趣旨

遺伝子組換えイネの花粉の飛散による交雑の有無を確認する。

方法

北陸研究センターの敷地境界部(図1)及び隔離圃場内の境界部(図2)にモニタリングのためのイネを栽培し、種子を収穫して交雑の有無を調査した。

図1 モニタリングイネ栽培場所(敷地境界部)図2 モニタリングイネ栽培場所(隔離圃場内の境界部)

結果

遺伝子組換えイネとモニタリングイネとの交雑は認められなかった(表)

表