プレスリリース
東海地域マッチングフォーラムの開催

- 新技術の導入による化学肥料節減の推進 -

情報公開日:2013年11月 5日 (火曜日)

ポイント

  • 11月19日(火曜日)、電気文化会館イベントホール(名古屋市)で、東海地域マッチングフォーラムを開催します。施肥コストや環境負荷を低減する新しい施肥技術を紹介し、現場での問題に対する個別のご相談にも応じます。

概要

農研機構では、農林水産省との共催により、「新技術の導入による化学肥料節減の推進」をテーマとして、別紙のとおり東海地域マッチングフォーラムを開催します。

マッチングフォーラムは、研究機関の開発技術を生産現場に迅速に普及定着させるために、生産者、普及関係者、研究者等が双方向の情報交換を行うものです。

現行の施肥管理は、輸入資源に過度に依存している一方、過剰な養分投入による環境負荷の増大や土壌養分バランスの悪化など種々の問題が起こっています。これに対応するためには、低コストで効率的な施肥技術を導入するとともに、堆肥などの地域資源を適切に評価し、利用していくことにより、施肥コストや環境負荷を低減していくことが重要です。

そこで今回のマッチングフォーラムでは、化学肥料節減につながる点滴灌水同時施肥や家畜ふん堆肥を原料とした肥料開発の現状を紹介するとともに、現場と技術開発との意見交換を行い、個別の技術相談にも応じ、研究成果の普及や実用化に向けて効果的なマッチングを行うことといたします。

つきましては、催しを幅広くご案内いただくとともに、当日、ご参加のうえ、紙面、番組等でご紹介いただければ幸いです。