ポイント
農研機構は、3月29日(月曜日)にスマートフォンに対応したWEBシステム「診断に基づく小麦・大麦の栽培改善技術導入支援マニュアル」に簡易診断機能などを追加して、リニューアル公開します。リニューアル版では、麦の栽培上のリスクについての簡易診断と、リスクが高いとされた項目はフローチャート式の詳細な診断と対策の閲覧ができます。手軽に利用できることから、生産現場での活用により生産性向上に役立つことが期待されます。
概要
新たに追加された簡易診断では、簡単な設問に回答すると、小麦と大麦の栽培上におけるリスクの高低がレーダーチャートに表示されます。さらにリスクの高いとされた項目を選択すると、フローチャート式の詳細な診断と対策がスマートフォンやタブレット、PC上で閲覧できるようになっています。本システムの活用により、小麦と大麦の栽培上のリスク診断と対策技術の選択が生産現場でも手軽にできるようになり、小麦と大麦の生産性向上が期待されます。
関連情報
予算:農林水産省委託プロジェクト研究「多収阻害要因の診断法及び対策技術の開発」