プレスリリース
そば新品種「レラノカオリ」

- 早熟、大粒、多収でそば産地の活性化 -

情報公開日:2009年12月 1日 (火曜日)

ポイント

  • 早熟、大粒、多収の新品種です。
  • めんの味、そばらしい香り、かたさ(歯ごたえのある食感)が優れています。
  • 本品種の導入によりそば産地の活性化に寄与します。

概要

農研機構 北海道農業研究センター【所長 折登 一隆】は、北海道のそば産地の活性化に寄与するためにそばの新品種開発に取り組んでいます。このたび育成したそば新品種「レラノカオリ」は、北海道の主力品種「キタワセソバ」に比べ早熟で収穫期が異なることから、両品種を適切に組み合わせて栽培することにより、作業を分散させることができます。さらに、粒が大きく、多収であり、めんにした時の味、香り、食べた時のかたさ(歯ごたえのある食感)に優れていることから、品種によるそば産地の差別化ができ、そば産地の活性化につながることが期待されます。

予算

農林水産省委託プロジェクト「新鮮でおいしい「ブランドニッポン」農産物提供のための総合研究(平成15~17年度)」、基盤研究費(平成18~20年度)