プレスリリース
新たな農林水産政策を推進する実用技術開発事業研究成果シンポジウムの開発について「雪割りと気象情報を活用した土壌凍結深制御による野良イモ対策」

- 営農情報支援システム「てん藏」を活用した安定・省力・低コストな野良イモ防除技術の確立に向けて -

情報公開日:2012年11月12日 (月曜日)

ポイント

  • 野良イモ対策に関する研究成果等を11月28日(水曜日)に、とかちプラザ(帯広市)で発表します。
  • パソコンや携帯電話から利用できる営農情報支援システム「てん藏」をご紹介します。
  • 現在の野良イモ対策技術に関する討論会も行いますので、生産者の皆様をはじめ、多数のご参加をお待ちしております。

概要

農研機構 北海道農業研究センターでは、昨今十勝地方で問題となっている野良イモ(バレイショの雑草化)対策について、生産者、行政・普及関係者、研究関係者、関係団体・企業等を対象とした研究成果シンポジウムを開催いたします。
本シンポジウムでは、「雪割りと気象情報を活用した土壌凍結深制御による野良イモ対策」をテーマに、野良イモの発生メカニズム、対策のための作業技術をお伝えすると共に、JA関係者向けに開発した、パソコンや携帯電話から利用できる営農情報支援システム「てん蔵」の野良イモ対策版の使用方法をご紹介します。さらに、生産者、JA関係者、普及指導者、研究者等の方々をパネリストとして招へいし、現在の野良イモ対策技術に関する議論をしていただき、今後の技術の確立につなげていきます。

開催日時

平成24年11月28日(水曜日)13時30分~16時30分

開催場所

とかちプラザ 1階大集会室(帯広市西4条南13丁目1番地)

参集範囲

生産者(生産者団体を含む)、行政・普及関係者、研究関係者、関係団体・企業、その他野良イモ対策に関心のある方

参加費

無料

参加定員

150名

実施内容

1.挨拶 13時30分~13時40分

農研機構 北海道農業研究センター所長 天野哲郎

2.講演 13時40分~15時30分

1)土壌凍結深の基本的な考え方
農研機構 北海道農業研究センター 上席研究員 廣田知良

2)土壌凍結深制御の現地実証結果と作業技術指針
道総研 十勝農業試験場 地域技術グループ主幹 荒木和哉

3)馬鈴しょ野良イモ対策システムの利用方法について
十勝農業協同組合連合会 主幹 前塚研二

3.討論 15時45分~16時30分

現在の野良イモ対策技術に関する議論

司会・コーディネーター:
道総研 十勝農業試験場 生産システムグループ研究主幹 原 仁

パネラー:
更別村畑作生産農家 高畑直幸
JA士幌町 松野晋吾
北海道農政部技術普及課 十勝農業試験場駐在 高松 聡

4.閉会

主催

農研機構 北海道農業研究センター、道総研 十勝農業試験場、十勝農業協同組合連合会

後援

農林水産省 農林水産技術会議事務局、北海道十勝総合振興局