プレスリリース
学術研究交流基本協定を締結

- 九州大学大学院農学研究院・大学院生物資源環境科学府・農学部と九州沖縄農業研究センターとの間で -

情報公開日:2005年12月 9日 (金曜日)

九州大学大学院農学研究院・大学院生物資源環境科学府・農学部と九州沖縄農業研究センターとの間で、包括的な学術研究交流に関する基本協定を締結する運び となりました。このことにより、農学分野の基礎部門と技術開発部門のトップレベルにある両組織が研究者・学生の交流、共同研究を通して、基礎から応用に至 る分野で連携を強化することができます。この結果、九州農業の発展に貢献する革新的な農学技術の開発が期待できます。

1.学術研究交流基本協定の概要

1)本協定は、相互理解の促進、共同研究の推進、研究者の研究推進及び養成並びに教育の向上等を目的としており、目的達成のため次の事業を実施 します。
(1)研究者(教員及び研究員)及び学生の派遣・交流
(2)遺伝資源の相互利用及び知的財産の創出・活用
(3)学術研究資料等の定期的な交換

2)交流事業を円滑に推進するため、両機関の代表者による学術研究交流協議会を毎年開催し、事業計画の検討等を行います。

3)基本協定の期間は当面5年間とします。

2.当面の具体的な交流計画及び今後の展望

本協定に基づいて、毎年学術研究交流協議会を開催し、最新の研究情報を交換します。これを契機として研究者・学生の交流、共同研究の推進、競争的資金の獲得等を積極的に図ることとします。