プレスリリース
平成16年度代かき同時土中点播(ショットガン直播) 技術現地研究会の開催について(ご案内)

情報公開日:2004年9月 8日 (水曜日)

九州沖縄農業研究センターでは、別紙開催要領のとおり佐賀県上峰町において標記の研究会を開催しますので、ご参加下さいますようご案内いたします。


詳細情報

趣旨

水稲の直播栽培は本年度で約1.5万haに達し着実に増加しています。九州沖縄農業研究センターが開発した「ショットガン直播栽培」の面積は全国で3千haを超えることが予想され、その安定性が高く評価されています。しかし、九州沖縄地域ではスクミリンゴガイの存在が直播の普及を阻んでおり、他地域に比較して普及が遅れています。佐賀県上峰町では数年前からショットガン直播技術等の水稲直播栽培に取り組んでおり、本年度からは貝防除ロータリや石灰窒素を利用したスクミリンゴガイ対策に取り組み始めました。 そこで、直播栽培面積の拡大と技術の普及に向けて、技術的諸問題およびその改善方法を現場での経験を基に検討するため、現地研究会を開催します。

日時

平成16年9月13日(月曜日)13時00分~17時00分

場所

現地検討会:佐賀県三養基郡上峰町役場周辺水田(13時00分~15時00分)

室内検討会:上峰町町民センター(15時00分~17時00分)

注)集合場所は上峰町役場駐車場(佐賀県三養基郡上峰町大字坊所383-1)

議事次第

1.現地検討会(13時00分~15時00分)

(1)上峰町役場周辺直播(点播、散播)見学

2.室内検討会(各15分、15時00分~17時00分)

(1)挨拶(九州沖縄農研、上峰町、直播研究会、町議会)

(2)上峰町における直播の現状と問題点 上峰町役場 八戸正博

(3)直播向き新品種の育成について 九州沖縄農研 坂井 真

(4)本年度の全国の直播の状況 水稲直播研究会 鷲尾 養

(5)直播栽培の普及事情と普及戦略 九州沖縄農研 堀末 登

(6)総合討議

参集範囲

九州・沖縄地域の公立試験研究機関、農業関係団体、九州農政局、九州沖縄農研およびその他の公立・独立行政法人試験研究機関の関係者、佐賀県庁記者クラブメンバー等