ポイント
- 農研機構は12月7日(木曜日)に福岡市にて、「九州地域水稲乾田直播栽培最新技術報告会」を開催します。
- 報告会では、水稲の乾田直播に役立つ最新の機械や雑草・トビイロウンカ対策技術を紹介します。
- 乾田直播導入生産者3名、コルテバ・アグリサイエンス日本株式会社とともに、パネルディスカッションを行い、乾田直播普及拡大のための議論を深めます。
概要
農研機構は、稲作の省力・低コスト技術として期待されている乾田直播栽培について、播種等の機械や雑草・病害虫対策に関する最新の技術を紹介する「九州地域水稲乾田直播栽培最新技術報告会」を下記のとおり開催します。
九州地域の稲・麦二毛作を主体とする水田輪作には、「ムギ収穫からイネ播種までの期間が短い」「播種期が梅雨にあたる」という問題がありますが、このような制約下でも、振動ローラによる鎮圧を行うことで漏水を防止する「振動ローラ式乾田直播」技術や降雨後の高水分土壌でも播種可能な「畝立て乾田直播機」を開発してきました。さらに乾田直播栽培で問題となりやすい雑草やトビイロウンカの対策技術も含めた実証試験を進めており、乾田直播栽培の技術的課題が解決に向け大きく前進しています。
本報告会では、これら最新の技術動向と九州地域での生産者による導入、取り組み事例を紹介するとともに、乾田直播導入生産者3名、コルテバ・アグリサイエンス日本株式会社とのパネルディスカッションにより乾田直播普及拡大のための議論を深めます。
水稲作において、生産コスト削減や規模拡大にともなう省力化に興味がある方々、既に乾田直播栽培に取り組まれていて漏水や雑草管理でお困りの方々は是非ご参加ください。
記
- 日時
- 2023年12月7日(木曜日) 13時30分~16時30分 ※受付・開場は12時45分~
- 場所
- レソラNTT夢天神ホール
福岡県福岡市中央区天神2丁目5-55 レソラ天神5F - 主催
- 農研機構 九州沖縄農業研究センター
- 後援
- 農林水産省 九州農政局 (情報更新日 2023年11月10日)
- 定員
- 200名
- 申込方法
- 下記のリンクから12月5日(火曜日)17時までにお申し込みください。
定員に達した時点で締め切らせていただきます。
https://prd.form.naro.go.jp/form/pub/naro01/kyusyukanchoku
- その他
- 詳細については別紙開催要領をご覧ください。 (情報更新日 2023年11月10日)
問い合わせ先