プレスリリース
富山和子氏の「日本の米カレンダー展」を開催

- 水田は文化と環境を守る -

情報公開日:2013年12月 3日 (火曜日)

ポイント

  • 富山和子氏の2014年版「日本の米カレンダー」の写真と詩を12月10日からパネルで紹介するとともに、バックナンバーのカレンダーも展示します。

  • 2014年版「日本の米カレンダー」の情緒ある農村風景を朗読付きの映像で楽しんでいただきます。

概要

農研機構が運営する見学施設「食と農の科学館」では、平成25年12月10日から平成26年4月10日までの間、富山和子氏の「日本の米カレンダー展」を開催します。

富山和子氏は、米づくりの上に築かれた日本の文化、農民によって支えられてきた国土の自然を次の世代に継承したいとの願いを込めて、農村風景と自作の詩からなる「日本の米カレンダー」を制作されています。「日本の米カレンダー」は、今年で25周年を迎えましたが、これまで、多くの新聞や雑誌で紹介され、人々に農村風景の美しさや農林水産業の重要性を伝える役割を果たしてきました。

「日本の米カレンダー展」では、富山和子氏の2014年版日本の米カレンダーに使用した写真や詩をパネルで展示紹介するとともに、富山和子氏本人の朗読入り映像をご覧いただけます。また、過去の日本の米カレンダーも併せて展示紹介します。

富山和子氏プロフィール

評論家、日本福祉大学客員教授、立正大学名誉教授。
水、緑の問題を始め、国土の資源や環境問題を総合的な視野からとらえ、文化と環境を守るためには、農業、林業、漁業を大切にしなければならないことを一貫して訴え、鋭い提言を行ってきた。
「日本の米」、「水と緑と土」、「水の文化史」、「日本再発見水の旅」、「川は生きている」、「森は生きている」、「お米は生きている」、「水と緑の國、日本」、「環境問題とは何か」、「日本の風景を読む」など著書多数。

食と農の科学館のご案内

住所

茨城県つくば市観音台3-1-1

電話

029-838-8980

開館

午前9時00分~午後4時00分(入館無料)

休館日

年末年始(12月28日~1月5日)