プレスリリース
農研機構と鳥取県との包括連携協定調印式を開催

- 地方創生に向け、農研機構「鳥取ナシ育種研究サイト」を設置 -

情報公開日:2017年3月16日 (木曜日)

農研機構
鳥取県

ポイント

  • 本年4月7日(金)に、農研機構は、地方創生に係る政府機関等地方移転の一環として、研究施設「鳥取ナシ育種研究サイト」を、鳥取県園芸試験場内に設置する予定です。
  • これに先立ち、農研機構と鳥取県は、3月22日(水)に、ナシの研究に関する包括連携協定を締結します。
  • 今後、農研機構は本協定に基づき、新設される「鳥取ナシ育種研究サイト」において、鳥取県を含む西日本での産地適性が高いナシ新品種の育成に取り組む予定です。

概要

政府(まち・ひと・しごと創生本部)は、平成27年から、地方創生の一環として「政府関係機関地方移転」を進めてきました。この取組に対する鳥取県からの提案に農研機構が応じ、平成28年3月22日にまち・ひと・しごと創生本部が決定した「政府関係機関移転基本方針」の一部として、鳥取県において農研機構が「ナシ研究の連携拠点の設置」を行うことが決定されました。

農研機構「鳥取ナシ育種研究サイト」の鳥取県園芸試験場内への設置は、この基本方針を実現するものです。本研究施設の開所に先立ち、農研機構と鳥取県は、鳥取県をはじめとする我が国西南暖地におけるナシ産地の振興に向け、ナシ新品種の育成等を効果的かつ円滑に推進するため、包括的な連携協定を締結することとしました。

つきましては、農研機構と鳥取県は、下記のとおり包括連携協定の調印式を行います。

日時

平成29年3月22日(水曜日) 14時30分から14時55分まで

場所

鳥取県 知事公邸(鳥取県鳥取市東町一丁目133)

内容

「農研機構と鳥取県との梨づくり新時代を拓く包括連携協定」の調印

出席者

農研機構理事長 井邊 時雄(いんべ ときお)
農研機構果樹茶業研究部門長 樫村 芳記(かしむら よしき)
農林水産省農林水産技術会議事務局研究総務官 井上 龍子(いのうえ りゅうこ)
鳥取県知事 平井 伸治(ひらい しんじ)
鳥取県統轄監 野川 聡(のがわ さとし)
鳥取県農林水産部長 岸田 悟(きしだ さとる)

その他

鳥取ナシ育種研究サイトの開所式を下記のとおり予定しています。

(予定日時)平成29年4月7日(金曜日)11時30分から正午まで
(予定場所)鳥取県園芸試験場 本場(鳥取県東伯郡北栄町由良宿2048)

なお、農林水産省が関係する政府関係機関地方移転の取組において、包括連携協定の締結に至る案件は、本件が初めてのケースとなります。

当日の取材を希望する報道関係者は、鳥取県の担当:榧野(かやの)までご連絡下さい。