プレスリリース
(お知らせ) タイ国立科学技術開発庁と連携協定覚書を締結

- 農業と食品技術分野の研究発展に期待 -

情報公開日:2018年2月16日 (金曜日)

ポイント

  • 農研機構は、タイ国立科学技術開発庁と連携協定覚書を締結しました。
  • 本覚書は、日本とタイ両国の農業技術分野および食品科学分野等の発展を目的としています。
  • 今後は、生物科学の革新的技術の分野で、研究活動の連携協力を推進していきます。

概要

農研機構は、平成30年2月16日(金曜日)に東京において、タイ国立科学技術開発庁(National Science and Technology Development Agency: NSTDA)と連携協定の覚書を締結しました。締結式では農研機構の佐々木昭博副理事長とNSTDAのナロング・シリラートヲラクル理事長が、連携協定の覚書に署名しました。また、タイ王国スヴィット・マエシンシー科学技術大臣、チューチャーイ・チャイワイウィット公使も出席されました。
今後は、革新的技術であるゲノム編集の分野を中心に、研究活動の連携協力を推進していきます。また、本包括協力協定締結により、農研機構とタイ国立科学技術開発庁の協力促進にとどまらず、さらに日本とタイの広範な活動との協力推進が期待されます。

※タイ国立科学技術開発庁 (NSTDA)は、傘下にタイ国立遺伝子生命工学研究センター(BIOTEC)、技術管理センター(TMC)、タイ国立金属材料技術研究センター(MTEC)、タイ国立電子コンピューター技術研究センター(NECTEC)及びタイ国立ナノテクノロジー研究センター(NANOTEC)の5つの研究所を持ち、タイの科学技術における研究開発、技術移転、人材育成などを担っています。


(写真)後列右よりタイ王国スヴィット・マエシンシー科学技術大臣、チューチャーイ・チャイワイウィット公使、前列右より農研機構副理事長佐々木昭博、ナロング・シリラートヲラクルNSTDA理事長