プレスリリース
(お知らせ) 農研機構 冬の一般公開 2023 をオンラインにて開催

情報公開日:2023年1月26日 (木曜日)

ポイント

  • 農研機構は、冬のオンライン一般公開を2月18日(土曜日)13時から「ニコニコ生放送®」にてライブ配信します。
  • テーマはカイコ(蚕)で、実験室や多様なカイコなどをご覧いただきながら、新たな産業として期待されているカイコ研究を紹介します。
  • また、当日11時からは別チャンネルにて、カイコの幼虫が繭を作る・蛹から羽化する様子を6時間観察ライブで配信します。

概要

農研機構(理事長:久間和生)は、みなさまに農と食に関心を持っていただくこと、農業研究に理解をいただくことを目的に、「冬の一般公開2023」をオンラインで開催します。今回、深堀りするテーマは「カイコ(蚕)」です。美しいシルクを生み出すカイコは20世紀の製糸業を支えた昆虫です。近年では、これまでに培われてきた日本の高度な養蚕・製糸技術と、最新のバイオテクノロジーとが融合して得られた研究成果が、カイコの新たな価値を生み出し新産業創出につながっています。

本ライブ配信では、普段は見られない実験室の様子、多様なカイコの生態、生糸の強度実験、繭からのGFP(クラゲなどの蛍光タンパク質)抽出実験をご覧いただきながら、農研機構のカイコ研究をより身近に感じていただけるようご紹介します。また、特設ウェブサイトでは農研機構オリジナルカレンダーのダウンロードプレゼントや限定公開動画をご用意しています。

カイコの成虫
蛍光タンパク質で光る幼虫

<農研機構のカイコ研究の例>

クラゲやサンゴなどの蛍光タンパク質の遺伝子を利用して「光る糸を作るカイコ」を作りました。
この技術を遺伝子の機能を調べたり、医薬品や化粧品などの原材料となるようなタンパク質を作らせたりすることに利用しています。

1. 開催期間
2023年2月18日(土曜日)
  • 11時00分~17時00分 観察ライブ配信(繭づくり・羽化)
  • 13時00分~17時00分 特設スタジオにて公開生放送
2. 開催方法
農研機構「冬の一般公開2023」特設ウェブページでのオンライン公開

(https://www.naro.go.jp/event/winter2023/)

3.
どなたでもご参加いただけます。登録不要・無料。
4. 内容
詳細は別紙チラシをご覧下さい。
二次元バーコード
特設ウェブページはこちら
問い合わせ先
広報担当者 : 農研機構広報部 広報戦略室 (担当 : 大槻、安田)