ポイント
- 農研機構は「新品種・新技術で拓く果樹産業の未来」を刊行しました。
- 農研機構が育成した、果樹の新品種の誕生から普及までの成功プロセスや、新技術の開発ストーリーをわかりやすく解説しています。
概要
- 農研機構果樹茶業研究部門では、ぶどう「シャインマスカット」や日本ぐり「ぽろたん」など、全国的な広がりを見せる品種の育成や、栽培の省力化、高品質化のための技術開発などを行っています。
- これらの品種・技術開発の普及は、育成者、都道府県の公設試験研究機関並びに普及機関の関係者の努力と、優れた農業生産者の意欲的な営農により実現できています。このような、世界に誇れる高品質な日本の果樹生産を支えている技術開発と普及のストーリーを広く伝える必要があると考えました。
- そこで、農研機構はこれらのストーリーをまとめ、「新品種・新技術で拓く果樹産業の未来」を刊行しました。本書は(株)農林統計出版から販売されています。
- 本書では、農研機構が育成した果樹の品種や技術が誕生し、広く普及したプロセスをわかりやすくまとめています。また、果樹新品種による6次産業化や輸出促進のヒントを提供するとともに、果樹産業を支えてきた方々の実践の記録と、品種や栽培技術などの最新情報を広く紹介しています。