プレスリリース
ニホングリ「ぽろたん」のガイドブックを作成

- 栽培や加工に取り組む生産者や事業者へ、役立つ情報を提供します -

情報公開日:2016年9月 2日 (金曜日)

ポイント

  • 農研機構は生産者や事業者向けに、ガイドブック『「ぽろたん」収穫・利用ガイド‐6次産業化のヒント‐』を作成しました。
  • 本書では、「ぽろたん」の収穫後の取り扱いや加工方法等について、わかりやすく取りまとめています。また、「ぽろたん」の6次産業化などに取り組んでいる全国のクリ産地の中から、先進的な事例を紹介しています。
  • 本書は、農研機構ホームページより無償でダウンロードが可能です。

概要

農研機構では、加熱すると渋皮がぽろっとむけるニホングリ「ぽろたん」を2007 年に品種登録しました。「ぽろたん」は、今までの品種にはない「加熱すると渋皮がぽろっとむける」という特性を持つため、全国のクリ産地で多くの苗木が新植され、産地化が図られてきました。一方、普及が拡大するにつれて、黒変果の発生など、生のクリの流通段階における問題も発生しています。本品種の特徴を生かすためには、生食用として出荷するだけでなく、焼き栗等の加工を行うことで生産者の収益向上につなげる必要があります。

そこでこの度、「ぽろたん」の収穫後の取り扱いや加工方法等について、公設研究機関等の協力を得て、最新の研究成果も含め、収穫・利用ガイドとして取りまとめました。また、「ぽろたん」の産地化や6次産業化に取り組んでいる全国のクリ産地の中から先進的な事例を紹介しています。

本書は、農研機構ホームページより、無償でダウンロードが可能です。

「ぽろたん」収穫利用ガイドのウェブページはこちら