プレスリリース
(お知らせ)<w(ダブル)天敵>研究成果伝達会を開催

- 天敵が主役の果樹ハダニ防除 -

情報公開日:2018年12月26日 (水曜日)

ポイント

  • 平成31年1月24日(木曜日)に、イノベーション創出強化研究推進事業「土着天敵と天敵製剤<w天敵>を用いた果樹の持続的ハダニ防除体系の確立」により得られた研究成果の伝達会を開催します。
  • <w天敵>防除体系は、天敵製剤と土着天敵による新しいハダニ防除体系です。
  • リンゴ、オウトウ、ナシ、ハウスブドウ、ハウスミカンで防除体系を確立しました。

概要

農研機構が代表を務める農食事業28022Cコンソーシアムは、イノベーション創出強化研究推進事業「土着天敵と天敵製剤<w天敵>を用いた果樹の持続的ハダニ防除体系の確立」によって得られた研究成果の伝達会を下記のとおり開催します。<w天敵>防除体系は、環境にやさしい持続的な防除技術です。果樹の重要害虫であるハダニは化学農薬に対する抵抗性の発達が早く、新剤開発に依存した現在の防除戦略には限界があります。また、果実輸出の推進においては、相手国の残留農薬基準値に配慮した殺ダニ剤の使用制限が問題となります。そこで、"果樹園に元から生息する土着の天敵"と"製剤化された天敵"の、それぞれの長所を生かし、殺ダニ剤に依存しない新しい防除体系を確立しました。
本伝達会では、リンゴ、オウトウ、ナシ、ハウスブドウ、ハウスミカンについて<w天敵>防除体系のポイントを概説するとともに、モデル体系と現地実証の事例を紹介します。

平成31年1月24日(木曜日) 13時00分~17時00分
新石原ビル5階ホール (大阪府大阪市西区江戸堀1丁目3−15)
農食事業28022Cコンソーシアム
農研機構果樹茶業研究部門/全国農業協同組合連合会
申込方法
1月15日(火曜日)までに別紙の参加申込書 【PDF:136KB】に必要事項を記入の上、下記事務局までメールまたはFaxでお送り下さい
事務局:農研機構果樹茶業研究部門 上級研究員 外山 晶敏
Tel 029-838-6550 Fax 029-838-6541 e-mail TK-wten@ml.affrc.go.jp
その
詳細については別紙の開催案内 【PDF:165KB】をご覧ください

なお、報道関係者には別途お席を準備する予定としていますが、十分な数が準備できない可能性もあります。事前の申し込みをお願いします。