ポイント
- 農研機構は良日持ち性のダリア新品種「エターニティトーチ」、「エターニティロマンス」、「エターニティルージュ」を育成しました。
- 特徴である良日持ち性を活かし、新品種の全国への普及が期待されます。
概要
日持ちは消費者が花を選ぶ際のポイントの一つで、花きにおける最も重要な育種目標の一つです。ダリア(Dahlia variabilis)はその豪華な花容と様々な花色を有することから、人気の切り花品目として近年切り花流通量が増加しています。一方でダリアには日持ちが短いという問題があり、消費のさらなる拡大に向け日持ち性の改良が強く望まれていました。農研機構では、2014年から6年間ダリアの研究に取り組み、日持ち性が向上した品種を育成しました。本日より、良日持ち性ダリア新品種エターニティシリーズ「エターニティトーチ」、「エターニティロマンス」、「エターニティルージュ」の3品種について種苗生産のための原種苗提供の予約を開始します。
- 予約期間
2020年10月8日から2021年3月末日まで - 配布開始
2022年3月予定(有償配付になります) - 申し込み先
農研機構野菜花き研究部門 研究推進室 渉外チーム森田 久美子
FAX 029-838-6673 - 原種苗提供の予約の際に必要な情報
団体名、住所、代表者名、申込者名とその連絡先(メールアドレス及び電話番号)、希望する品種名と必要本数(10本1口) - 留意事項原種苗提供時に、2つの契約を締結します。
- 利用許諾契約
農研機構と利用許諾団体間の契約
利用許諾は、種苗の生産・販売を行う業者、地方公共団体、農林漁業者の組織する団体(農業協同組合等)等と締結します。生産者個人とは締結できません。 - 原種苗提供契約
農研機構野菜花き研究部門と利用許諾団体間の契約
利用許諾について、詳しくは以下のページをご覧ください。
(http://www.naro.affrc.go.jp/collab/breed/breed_exploit/index.html)
- 利用許諾契約
問い合わせ先など
研究担当者 :
農研機構野菜花き研究部門 花き遺伝育種研究領域ユニット長
小野崎 隆
小野崎 隆
広報担当者 :
農研機構野菜花き研究部門 研究推進室湯本 弘子